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■監督:フランシス・フォード・コッポラ
■出演:フレデリック・フォレスト,テリー・ガー,ナスターシャ・キンスキー
■音楽:トム・ウェイツ |
あのちょっと古いんだけどね、この映画。でもレヴュー一発目だし、ってことで大好きなこの映画に決定。
確か初めて見たのは、高校一年のときだったんだけど。しかもテレビの深夜放送枠。ところがさー、オープニングのトム・ウェイツのダミ声とラスベガスの映像に完全にはまっちゃったのを思い出すんだよなー。前編を彩るダミ声が不思議にここ落ち良い作品。さすがに高校生だったもんだから、同棲5年目の恋人同士の痴話げんかは実感わかなかったけど(当然だけどね)。物語はこてこてのラブストーリー。同棲5年目ってことは、当然お互い結婚を意識してはいるんだけど、そのまま結婚したくないフラニー(テリー・ガー)と平凡に結婚したいハンク(フレデリック・フォレスト)が些細なことからけんかして、フラニーが家を出で言ってしまう。ハンクがフラニーを探してさまよっているところで出会うのがナターシャ・キンスキー演じるサーカスのパフォーマー。これがめちゃくちゃ綺麗なの。最終的にハンクはフラニーを探し当て、感動のエンディングというわけなんだけど。この昼メロのようなストーリーを彩るのが、なんと全面セット撮りのラスベガスの風景とミュージカル。しかもカメラがヴィットリオ・ストラーロ(ベルドルッチ作品でおなじみの映像監督)なもんだから、ものすごく色彩をデリケートに描写。コッポラ監督も「地獄の黙示録」の後の反動のように撮った感じで、かなりやりたいことをテンコ盛りにしたらしく、やや心理描写が単調なのが残念なところだけど、物語の流れがスムーズ。お見事な編集に圧倒されます。べたなエンディングだけど、今見ても感動できる映画。このサウンドトラック、かなりオススメ。 |