小熊芙美子さん
"知れば知るほど好きになる スタッフ自らも入居のMUSISION"
24時間音楽演奏が可能な防音マンション「ミュージション」の部屋を訪ねて、“音楽のある暮らし”をのぞき、その魅力を語る企画。第11回は、ミュージションスタッフの小熊の家に宣伝部の戸口と編集部が突撃しました!
ミュージションの営業職でありながら、ピアニストとして演奏活動を行う彼女。実は、都内のミュージションに引っ越したのだそう。果たして、どんな暮らしを送っているのでしょう?
ルールの「見える化」が安心に繋がる
編集部スタッフ自らが住んでいるという噂、本当だったんですね!
小熊もうミュージションのことを知れば知るほど、「住みたい!」という思いが強くなって。初めてのひとり暮らしだし、ピアノを安心して弾けるところを考えたら、やっぱりミュージションしかないなと思っての引越し、正解でした。


戸口住んでみてどう? プーさん(“小”“熊”から戸口がつけた愛称)。
小熊快適です。防音性能はもちろん、ミュージションはデザインにもこだわっているので、照明など既存の設備を使うだけで空間が映える。遊びに来た友人からも「お洒落だね!」と評判です。
編集部「安心」と感じる具体的なポイントって?
小熊ルールがちゃんと「見える化」されていること。例えば、「常識の範囲内で演奏してください」とか、「他の入居者さんと相談して音量を決めてください」と言われてしまうと、実際はどこまでOKなのか分かりづらいですよね。
編集部確かに。人によって音の聞こえ具合も耐性も違いますからね。
小熊そう。入居者に判断を委ねてしまうと、トラブルが起こった時も入居者任せになってしまう。そうならないために、ミュージションでは演奏できる楽器の種類や演奏時間、音量まで数字やレベルで表記したものを用意しています。つい先日もこの部屋でバイオリニストの友人とふたりで思いきり演奏したのですが、何も問題ありませんでした。
編集部え、ミュージションはデュオもOKなんですか?
戸口物件の遮音性能に合わせて「アンサンブルルール」を定めているので、そこに掲載されている範囲であれば大丈夫です。例えば私は歌を歌いますが、ピアノの伴奏が無いと練習するのは難しいですから。
小熊「自分の音が周囲に漏れていないか心配」という方がいらっしゃれば、スタッフがご自宅に伺って音量を測定します。実際にお邪魔するとこちらが驚くほど小さな音で演奏していることも……。そんな時は具体的な音量を記して、「もっと弾いて大丈夫です!」と背中を押してさしあげるのも、私たちの大事な役目です。
戸口知らず知らずのうちに我慢して弾く癖がついてしまっているんだよね。でも、せっかくミュージションに住んでいるなら、思いきり練習して欲しい。防音性能を体感できるイベントを定期的に開催しているので、気になる方には参加して実際に自分の耳で確認していただくのもアリです。
音楽を続ける道はいくらでもある


編集部ミュージションに入居する前、実家に暮らしていた頃はどうやって演奏していたんですか?
小熊母が実家でピアノ教室を運営しているのですが、全く防音設備が無いので、演奏時間を8時から22時までと決めていました。だから、弾けるのは休みの日だけ。ご近所さんに会ったら、「いつもうるさくてすみません」と頭を下げていましたね。
編集部好きな時に弾けないのはもどかしいですね。
小熊「ミュージションだったら弾けるのに……」と何度思ったことか(笑)。私は仕事をしながら室内楽(小編成の合奏)のグループにも所属しているので、実家にいた時はコンサートに向けて練習時間を確保するのに苦労しました。会社帰りに近くのスタジオを借りて2時間くらい籠って練習して、実家に帰って寝るだけ。
戸口その苦労、すごく分かる! 仕事や子育てをしながらだと、ライフワークの時間を確保するのは難しいよね。
小熊そこがリブランに入社した理由に繋がるんです。音楽一家に生まれ育ち、ずっとクラシックひと筋。音大卒業後はピアノを教えたり、結婚式場で弾いたりしていましたが、なかなか思うように休みが取れなくて。忙しい日々のなか、ふと、「もっと色んな音楽の世界に触れてみたい、もっともっと音楽と接する時間がほしい」と思ったんです。自分のスキルを活かせる仕事はないものかとネットで調べていたら、ミュージションの求人を見つけました。
編集部まさに絶好のタイミングだったんですね。
戸口ミュージションは音楽経験者を積極的に採用しています。不動産の知識は後から習得できますが、音楽の知識は難しい。その点、音大を卒業したプーさんはまさにミュージションにぴったりの人材でした。
小熊ピアノを続けられる道はひとつじゃない、というのが自分のなかの大きな発見でした。ただ、音楽はクラシックだけではなく、職業だってバンドマンやエンジニアなどジャンルも多岐に渡るもの。入居者さんたちの出会いを通して、私も勉強する日々です。
入居者同士で広げ合う音楽の世界
小熊最近は入居者さんからコンサートに誘っていただくことが多いんです。クラシックからバンド、ジャズ、現代音楽までジャンルが幅広いので、まだ自分が知らない音楽の世界がこんなにあるんだとわくわくする。そういえば、今度ミュージションズクラブ会員さんと一緒にコンサートをするんですよ!
編集部へぇ、楽しそうですね!
戸口会場の「ミュージション溝の口」地下にあるエンターテインメントスペース「溝ノ口劇場」では、定期的にクラシック音楽のイベントを開催していて、期間中はグランドピアノが特別に設置されるんです。「スタッフもイベントで演奏したいね」とプーさんと話していたら、フルート奏者さんにもご参加いただけることになって。その練習も、もちろんこの部屋でやっています。
小熊どんどん出会いが広がっていくのが嬉しいですね。ミュージションに入社してから、自分がやってみたいと思う興味の幅がすごく広がりました。それから改めてクラシックを聴くと、新たな発見がたくさんある。これまで以上に音楽が好きになりました。
戸口ピアノの音色も、以前より多彩になった気がする。色々なコンサートに足を運んでいるからMCも上手だし、これからの活躍も楽しみだなぁ。仕事も、音楽も!

スタッフ自らも入居したくなるほど、ハードとソフトの設備がハイレベルに、そして分かりやすく揃うミュージション。これからも、音楽好きが安心して暮らせる快適な住空間を探求し続けます。
企画:株式会社リブランマインド
⽂:原⼭幸恵(tarakusa)
写真:⼩賀康⼦
★コンサート情報★
ライブハウスでクラシック音楽を楽しむ【みぞげきClassics】に、24時間楽器演奏可能賃貸マンション<ミュージション>から刺客参戦?! このコンサートのために結成した、ミュージションスタッフとミュージションズクラブ会員さんとのコラボが実現します! ピアノ×歌×フルート、篠笛をご堪能ください。
【みぞげきClassicsとは?】
溝ノ口劇場presents。
若手の演奏家により多くの演奏機会を提供したいとの想いでスタートした本イベント。
期間中は特別にグランドピアノ(STEINWAY)を設置し、クラシックコンサートを行います。
●出演
藤原雪(フルート・篠笛)
ミュージションズクラブ会員。山形県上山市出身。ネパールで音楽教師として赴任。山形県上山市無形文化財 上山藩鼓笛隊隊員。
小熊芙美子(ピアノ)
桐朋学園大学ピアノ専攻卒業。現在ミュージションの営業として勤務しながら、ピアニストとしても活動中。
戸口木綿子(メゾソプラノ)
宮城学院女子大学声楽専攻卒業。仙台オペラ協会準会員を経て、現在はミュージションの宣伝担当として勤務。
▶プログラム
第一部 オリンピックラシック
2020年に東京開催がせまったオリンピック。これまでにオリンピックを彩った名曲をお届けします。
・ボレロ(ラヴェル)
・誰も寝てはならぬ(プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より)
・ノクターン(ショパン)
・パプリカ(米津玄師)
他
第二部 王道クラシックVSアレンジクラシック
クラシックの名曲と、JAZZやポップスなど違ったアレンジでお楽しみいただけるステージです。
・トルコ行進曲ジャズアレンジ(モーツァルト)
・アヴェマリアメドレー(マスカーニ、シューベルト)
・September(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)他
●チケット料金(全席自由)
大人:3,000円
高校生以下:1,000円
未就学児:無料
※入場時にドリンク代600円が別途必要です。
●ご予約・お問い合わせはこちら
●主催:溝ノ口劇場
●協力:タカギクラヴィア・ミュージション